機嫌の悪い彼女をどう満足させる?【ハーズバーグの2要因理論】
つい先日、とあるカップルの愚痴を聞かされるハメになりました。
彼氏は気弱なため、なるべく彼女に気を使って頑張っているのに、彼女は全く満足していなく、
「どうして私の気持ちをわかってくれないの!」とご立腹です。
(もうこうなると止められません。こうなる前になんとしても阻止したいものです。)
ハーズバーグの2要因理論とは「満足」と「不満足」は別の要因があるという理論です。ハーズバーグという心理学者が組織論の観点で提唱しています。
もっとわかりやすく言うと、
「不満足を解消したからといって、満足はしない」
「満足させるために頑張っても、不満は残る事がある」
つまり、満足と不満足は共存しえるという事です。
例えば、
会社が福利厚生で毎日めっちゃおいしい社食を提供してくれるとします。
これはこれで満足はしますよね。
一方で、
給与がむちゃくちゃ低かったらそれは不満足なはずです。
つまり、
満足と不満足が共存していると言えます。
逆に、
給与が求めている水準であったとしても、
それは不満足ではない状態なだけであり、満足しているとも言えません。
彼氏は、彼氏のものさしで気を使うのではなく、彼女のが満足してくれる事を聞かないとだめなわけですね。
「信長、秀吉、家康」あなたなら誰についていく?【PM理論】
あなたは今何を学ぶべき?正しく学ぶための【カッツ理論】
「今年はTOEIC700点目指すぞ!」
世の中で求められるスキルが目まぐるしく変わる中で、
学び続ける事は大変重要です。
では、
学び続ける事が大事だとした時に、いつ何を学べばよいのでしょうか?
(新人なのに、経営戦略を学んでも。あまり良い効果は見込めません)
カッツ理論とはハーバード大学のロバートカッツ教授により発表された、
階層別に必要なスキルを切り分けた理論です。
1. テクニカルスキル:特定の業務をこなす能力
2.ヒューマンスキル:他者との関係を作るためのスキル
3. コンセプチュアルスキル:概念化能力とも呼ばれ、物事を概念化して捉えたり、抽象的に物事を考えたりするスキル
せっかく学ぶのであれば、効果的且つ効率的に学びたいですね。
提案力をグン!と上げるには?【本質的思考】
「正しい問題に取り組む方が、一生懸命頑張るよりはるかに大切だ」
以前ある人から教えてもらって個人的にぶっ刺さった言葉です。
その視点を、たとえば医者の事例に置き換えるとどうなるでしょうか。
仮に頭痛に悩む患者がいるとします↓
(頭が痛いと言われたら、何を提供しますか?)
通常、「頭が痛い」に対する医者が通常持つソリューションは「頭痛薬」です。
普通の医者であれば迷わず頭痛薬を提案するでしょう。
でも実は、
患者が頭が痛い原因は「寝不足だったから」かもしれません。
もし「寝不足である」事が原因ならば、患者へは「睡眠薬」を提案すべしとなります。
更に、寝不足である理由は「日々の疲れ」であれば、
「運動やお酒などのリフレッシュ」を提案したほうが良いかもしれませんし、
「日々の疲れ」の原因が子育てと仕事の両立であれば、「ベビーシッター」が最終提案かもしれない。
なぜを繰り返すと課題や提案が変わる↓
「頭が痛い」→→「頭痛薬」
↓
「寝不足」→→「睡眠薬」
↓
「ストレス」→→「リフレッシュ」
↓
「子育ての両立」→→「ベビーシッター」
成長する人のたった1つの共通点は、誰でもできるあれだった!!エリングハウスの忘却曲線
こういうタイトルって、なんやかんや読んでしまいますよね。
「住みたい街ランキング2位は横浜、1位は人気のあの街だった!」
とか見ると、「どうせ吉祥寺だろ?」とか心では思いながら。
ページをめくっては、くだらない記事にPV貢献しています。
エリングハウスの忘却曲線とはドイツの心理学者、ヘルマン・
人が何かを学んだ時、
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる ※1日で約70%!!
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
そうです。1時間後に50%以上って驚きのような納得のようなで
なのでPDCは、実は1日や1週間単位ではなく、終わった直後が
「復習」が成長する人の共通点かはわかりませんが、
ポストイットは、あるものの失敗作から生まれた?
皆さんも一度は使った事がありますよね。
仕事や学校でもよく使われる「ポストイット」
ところで皆さんは、「ポストイット」ができた背景を知っていますでしょうか?
(かわいい形のポストイットって、案外好きです(*・∀・))
ポストイットは、実はある接着剤メーカーの失敗作である
「すぐ剥がれてしまう接着剤」から生まれました。
こういったアイディアはどうしたら生まれるのでしょうか?
その秘訣に仮設思考があります。
仮説思考とは「ある論点に対する仮の答え」です。
新しいアイディア出しや、現状の課題を出そうとしたりすると、
議論がアチラコチラに言ってしまい、話がまとまらない事はよくありますよね。
仮説思考をする上で大事なコツの1つに「常識を疑う」という方法があります。
「常識を疑う」ためのテクニックには、
・極端な仮定の質問を投げる
・一見ばかばかしい質問を投げる
・否定形を作る
などがあります。例えば否定形を作るでは、
・チョコレートは甘い→甘くないチョコレート
・ゲームは子供がやるもの→大人がやるゲーム
・接着剤はくっつくもの→剥がれやすい接着剤 ≒ 剥がせるメモ
こういった、質問系を1つ持っておくだけで、発想の幅はとても広がります。
上下関係を戦略的に。できるビジネスマンの仕事術【ボスマネジメント】
ビジネスマンに仕事上の悩みを聞いた各種調査の結果をみると、
ほとんどの調査で1位に挙がるのが「職場の人間関係」です。
中でも最も悩ましいのが「上司との関係」。
ココにストレスを抱えている人は世の中多いようです。
東洋経済オンラインより
多くビジネスマンがストレスを抱える中で、
仕事で高いパフォーマンスを出す人は、自分から上司やキーマン(ボス)に働きかけます。(まさに、レバレッジ。他力本願。使えるものは使う精神)
日本ではそこまで知られていませんが、米国でのボス・マネジメントの取り組みは非常に進んでおり、
組織行動論を学ぶMBAのカリキュラムでは一般的に学ぶ項目です。
上司の機能は大きく7つと言われています。
言い換えれば、以下の事をするときは、流れるままではなくて、
自ら上司を上手く使う気持ちで対応していくべしということです。
①キャリア・コーチ・・・なりたい姿を実現するための相談相手
②アセッサー ・・・仕事の成果や部下の能力の評価者
③トラブルシューター・・・トラブルの処理役・謝罪役
④スタンパー ・・・GOサインを出す承認者
⑤ハイパー・プロフェッショナル・・・ノウハウを教える師匠
⑥コ・ワーカー ・・・できない仕事を代行するパートナー
⑦ネットワーカー ・・・必要な人脈の紹介者
と、体系的な話もあるわけですが。
重要なのは上司のせいにするのではなく、上司に能動的に働きかける姿勢だと思います。