機嫌の悪い彼女をどう満足させる?【ハーズバーグの2要因理論】
つい先日、とあるカップルの愚痴を聞かされるハメになりました。
彼氏は気弱なため、なるべく彼女に気を使って頑張っているのに、彼女は全く満足していなく、
「どうして私の気持ちをわかってくれないの!」とご立腹です。
(もうこうなると止められません。こうなる前になんとしても阻止したいものです。)
ハーズバーグの2要因理論とは「満足」と「不満足」は別の要因があるという理論です。ハーズバーグという心理学者が組織論の観点で提唱しています。
もっとわかりやすく言うと、
「不満足を解消したからといって、満足はしない」
「満足させるために頑張っても、不満は残る事がある」
つまり、満足と不満足は共存しえるという事です。
例えば、
会社が福利厚生で毎日めっちゃおいしい社食を提供してくれるとします。
これはこれで満足はしますよね。
一方で、
給与がむちゃくちゃ低かったらそれは不満足なはずです。
つまり、
満足と不満足が共存していると言えます。
逆に、
給与が求めている水準であったとしても、
それは不満足ではない状態なだけであり、満足しているとも言えません。
彼氏は、彼氏のものさしで気を使うのではなく、彼女のが満足してくれる事を聞かないとだめなわけですね。