「コツ」についてコツコツ考える

何事においても、コツ(骨)を掴む事が最も大事なのかもしれない。

「楽しさ」と「喜び」の違いは何か

最近、早寝早起きの習慣が加速して、10時台にはベッドに入り4時台に起きるという。

良いのか悪いのか、謎の生活リズムが完成に至りそうです。

 

人間は起きて2-3時間後が最も集中力が増し、その後は1日をかけて右肩下がりという内容を、本で読んだり、実際に体感的にも感じるため、最も生産性高い朝の時間を、ここぞとばかりに、とにかく集中したい事に投下しています。(自分の中ではゴールデンタイムと呼んでいます)

 

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このゴールデンタイムに費やすのが、「1人で行う非定型業務」です。メールの返信やルーティン業務の対応ではなく、今まで考えて来なかった施策を考えたり、事業や組織の根本的な課題は何か考えたり…

アウトプットが出ない日も少なくないですが、この時間が最も深い思考に入る瞬間です。

 

 

自分は何をして、どうなりたいのか

 

この前、とあるブログから、羽生善治の言葉が目に入りました。

「勝ち負けには間違いなくこだわっているけど、結果だけを出せばいいのなら、ジャンケンでもいいわけです」

 

この言葉がなぜか頭に残って、何回か読み返していると、1つの事に気づきます。

 

それは、「もし自分が営業成績や売上など結果だけ出せば良いと思っているのであれば、朝の最も集中できる時間は売上に繋がる仕事だけしていれば良いはずだし、そうしているはずだな」と。

 

楽しさの度合いに落差があるか無いか

 

キックボクシングをやっている頃、「格闘技とは、なんてすごいスポーツなんだ・・・」と、身にしみて感じた事があります。

 

毎日の仕事に加えて、週5日で練習、殴り合いで怪我をしながら、減量期の2ヶ月は炭水化物はおろか、ろくにご飯も食べられない。練習行きたくないなぁと思いながらも、友人も行くなら俺も、という気持ちで必死に過ごしました。

 

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フットサルを例に取ると、誤解があるとあれなのですが。趣味として週末にフットサルをしてある程度の楽しさを感じる事もできたはずです。

 

でもキックボクシングはまた違った感情を得ることができました。本当につらくてどん底の時もあるけど、趣味でやっていたフットサルでは体感できなかった、感極まる瞬間もあって。

 

楽しい、楽しくないという楽しさの度合いにおいて、「落差の有無=楽しさと喜びの違い」

なのかなと解釈しています。

 

 

「喜びを感じれる仕事」に挑戦する

 

「大手さんは朝も早くて、土日も仕事して、ホントに仕事が好きなんですね。」みたいな、仕事が好きなんですね類いの言葉を良くもらいます。

 

仕事が好きなのは事実なんですが、別にそれだけではなくて、フットサルもキックボクシングもスノボも最近はサーフィンもするし、実は料理も好きだし、お酒飲んだり、友達としゃべったり、散歩したり。意外と好きな事はたくさんあります。

 

よくよく考えてみると、仕事が好きという言葉は間違っていないが、合っていない気もします。仕事が好きというより、

「好きと思えるコトを並べた中で、一番が仕事だった」

こっちの方がしっくりします。

 

 羽生善治

「勝ち負けには間違いなくこだわっているけど、結果だけを出せばいいのなら、ジャンケンでもいいわけです」

 

この観点から、もう一度自分に置き換えてみると、

もちろん仕事して結果を出したいが、解の無い問いを考えるという自分にとってチャレンジングな事にぶつかっていき、苦悩しながらも成功や成長をしたい」これが自分のやりたいことである。

 

こういう事かなと思っています。

 

「身の丈や慣れた仕事をやり、結果が出て楽しい」

を選ぶ選択もありますが、

 

「チャレンジグで、もっと喜べる仕事を選択していきたい」

そう思います。

→"コツ"を掴むって大事という話