「コツ」についてコツコツ考える

何事においても、コツ(骨)を掴む事が最も大事なのかもしれない。

ビジネスは不戦勝で良い?一人勝ちするためのポジショニング戦略

「2020年にはオリンピックがあるからインバウンドビジネスは成長産業だ」

「人口減少、少子高齢化が進むため、介護事業は間違いなく伸びるだろう」

 

この2つの論点には、きっと多くの人は否定しないはずです。

 

では、仮にインバウンドビジネスと介護ビジネスが成長産業でマーケットサイズも大きい時に、の2つの産業に投資をしたら、確実に成功できるでしょうか?

 

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http://www.i-i-b.jp/blog/2726/positioning-marketing/

(どのポジションで戦うかがとても大事) 

 

ポジショニングマップとは、顧客ニーズと競争優位性の両方を揃えた独自のポジショニングを見つけ出す手法です。

 

たとえばビール業界上記のようにはマッピングできます。

ただしコレが正解とも限りません。キレや爽やかさはビールの持つ機能のほんの一部でしか無いためです。

 

この2次元マップをいくつかのパターンで繰り返す事によって、競合には負けない、でもお客様から選ばれるポジショニングが見つかったりします。

 

冒頭に書きました通り、成長性やポテンシャルが大きい産業に挑戦をしたくなる人は多いですが、そういった場所は競合もひしめきレッドオーシャン化します

 

戦いに行くのではなく、戦わずして勝つ方法を見つけ出す。

簡単そうで難しい、とても重要なスキルです。