「コツ」についてコツコツ考える

何事においても、コツ(骨)を掴む事が最も大事なのかもしれない。

「学校の勉強て大人になって使うの?」に、どう答えるか

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もはやなんのことだがさっぱり忘れた。たくさんの方程式。

英語が大の苦手だった私。いつも単語を1000個とか2000個覚えることにあまり意味を見いだせなく、中学生で敢え無く挫折。一方、数学や生物、化学などの理系科目が得意な高校時代でした。

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■典型的な文系と典型的な理系の言い分

僕は英単語や歴史の年号を単語帳に鬼のように書き電車内で必死に覚える文系の皆さんに、

「どうせテスト前に覚えてすぐ忘れるのによく頑張れるな」

と豪語していました。

 

一方、文系の皆さんからすると、

微分積分とかベンゼン環なんて覚えて何か役に立つの?」

と思われていたのかもしれません。

 

「単語帳に鬼のように書いて必死に覚えた英単語や歴史の年号」も

「咲いたコスモスコスモス咲いたでおなじみ三角関数」も

もしもどちらも、今の社会で直接的に役に立たないのであれば…あの時間は何だったのか。

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■学校の勉強は、大人になって直接は役に立たないが、「思考の仕方」として役に立つ

テストの時期になるとルーズリーフに同じ単語を永遠に書いている子が昔いましたが。できるだけたくさんの英単語や年号を覚えるには、根性論で詰め込もうとしていても無理があります。

・ある子は永遠にノートに書く

・ある子は文章やストーリーに落として覚える

・ある子は実生活と結びつけて日常的に覚えたりします

 

数学も同じです。

・単に公式だけ覚えて逃げ切ろうとする人もいれば

・一つの問に対して何パターンものアプローチで解を見出そうとする人もいれば

・覚えた証明や公式が世の中でどう使えるかを考え出すツワモノもいます

 

限られた時間の中で、どのように勉強をするのか。

英語も数学も古文漢文も歴史も生物も物理も化学も…内容そのものは忘れてしまうかもしれませんが、様々な学問学ぶにあたり。考え抜くための思考体力、多様な視点から考える思考方法、効率的効果的にアプローチするテクニックなどは、大人になってもとても役に立ちます。

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■なので、点数が高かったという事実よりも、それを作り出した勉強の仕方や方法について着目した方がよい

もし、今まで書いたことが筋が悪くないのであれば、結果を定量だけで評価するのは非常にナンセンス。むしろどうやって勉強したのか?どう覚えたのか?その勉強法はいかにして編み出したのか?にフォーカスすることが良いかもしれません。

 

あなたは「学校の勉強て大人になって使うの?」に対して、どう答えていますか?