「コツ」についてコツコツ考える

何事においても、コツ(骨)を掴む事が最も大事なのかもしれない。

あなたは一石で何羽、仕留められますか?

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一石二鳥できたら人の2倍の生産性。あなたは一石n鳥?

先日、とあるプロジェクトの中でこんな事がありました。

Aさん:「私思うんですけど、この件はそんなに深く考えずに、まずは走り出した方が良いと思います

Bさん:「いやこれはもっと深く考え込むべきだと思う

という意見の食い違いです。 

 

仕事には正解も無ければ終わりも無い。それでも変化が激しい社会の中では何かしらのアウトプットを出して行かなければなりません。

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■威勢の良い男性社員と一見目立たたない女性社員、どちらが成果を出す?

話は少し変わりますが、以前採用支援の仕事をしていた時、とある企業の役員さんがこんな話をしていました。

威勢が良く成長したいと豪語する男性よりも、一見目立たないけどしっかりと考えられる女性の方が、パフォーマンスが高い

なぜかというと、

「威勢の良い男性は成果が上がると喜び、下がると気持ちも下がる。また横目に昇進していく他のメンバーを見て、なんで俺は評価されないんだ!と、目の前の事ばかりにあーだーこーだ言ったりする。」

一方で、

「一見目立たない女性であっても、着実に顧客の課題や組織の課題に確実に向き合って仕事をしている人の方が、結果的にはパフォーマンスが高い」とのこと。

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テトリスに続く落ち物パズルゲームの元祖「ぷよぷよ

■限られた時間でどこまで考え抜けるか

昔、ぷよぷよというゲームがありました。もしかしたらこのゲームに感覚が近いのかもしれません。自分の陣地を埋めまいと目の前のぷよぷよを消していてばかりでは、勝つことはできません

むしろ、一見時間と労力がかかるようですが、設計だててぷよぷよを構築することで、結果的に大きなアウトプットにつながります。しかしながら、ずっと積み上げてばかりいると、相手からの猛攻を受け負けてしまいます

時たまゲームセンターを覗くと、信じられないほどのスピードで、まるでアートのようにぷよぷよを積み上げ。相手に一瞬のすきも与えないまま全てを終わらせる。文字通り「神」のような存在がいます。思考のスピード・深さともにハイレベルです。

 

仕事をしている以上納期はありますが。その一石はどこまで考え抜いた、何羽を仕留める一石なのか。という問は、多様化・複雑化・高速化する世の中では大事なコツかもしれません。

→コツを掴むって大事という話